う〜む(評価: )
本製品には発売前から大変期待していた。出鱈目にかき鳴らすのに合わせて曲が流れるというだけならありきたりな玩具だが、演奏モードでは実際に演奏できるという。演奏が可能なら、それは「楽器」ではないか!
というわけで、早速入手したのだが、個人的な感想としては残念ながら60点である。
断っておくと、本製品はアイディアとしてはとても面白いものがあり、この価格で、美しい外観、内蔵スピーカー、入出力の2端子、赤外線センサーなどを詰め込んだコストパフォーマンスの高い玩具である。価格のことを考えれば贅沢を言うべきではないのかも知れない。だが、これから買う方の参考になればと思い、以下書かせていただく。
まず、赤外線の感度が悪い。本物のギターを持つような感覚では反応せず、かなり手を本体に近づけて鳴らす必要がある(本物のギターなら7〜8フレットの距離が限界だ)。反応も早いとは言えず、なにより誤認識・不認識が多いため、楽器のように演奏するのは難しい。
次に音。音量調節は2段階しかないのだが小さい方でもかなり大きい。マンションにお住まいなら夜遊ぶのは厳しいだろう(イヤフォンを使うにしても、音が大きい)。音量に加え、音質が攻撃的な電子音であるため、遊んでいてもすぐに聴き疲れしてしまう。せっかくツボを押さえた伴奏曲を収録しているのに、特にバラード系の曲である「いとしのエリー」や「夜空ノムコウ」をこの電子音で鳴らされてもなあという感じだ。
販売ターゲットを子供にしぼるならここまでの多機能は必要無かったし、大人をターゲットにするならここまでコストを重視する必要はなかった、中途半端な製品という印象を受ける。次回作を作るのなら、価格を上げてもいいから、音質や感度を上げて、大人のギター魂に火を付けるようなものを作ってもらいたい。
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